フェアトレード商品で平等なファッション業界へ

10.人や国の不平等をなくそう

「フェアトレード」
これを聞いてイメージされるものは、
コーヒーやカカオ豆など食品が多いかもしれません。

一方で、アパレル商品においても取り組みが進んでいます。
きっかけは、2013年のバングラディッシュでのビル崩壊事故。
ファッションが好きな筆者は、流行を取り入れた
安価なファストファッションをよく購入していました。
しかし、その生産の背景には不平等な貿易と過酷な労働環境があったのです。

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1. 生産者の賃金が正当に支払われていない

  • 2020年時点で、世界で3億5,600万人の子どもたちが貧困状況であるとされる
  • 途上国の生産者は、貿易における不平等な構造で取引交渉の立場が弱く、生産コストさえ賄えない低価格の厳しい状況を強いられている
  • 貧困に苦しみ十分に生活できず、2020年に1億6,000人が児童労働者となり教育機会が奪われている

→生産者を守る商品開発とは

2. ピープルツリーでフェアトレード商品を販売

  • フェアトレードカンパニー株式会社のフェアトレード*専門ブランド「ピープルツリー」はフェアトレード・ファッションのパイオニアとして、約30年に渡って衣料品を企画開発・販売
  • 18ヵ国の生産者を訪ね、手仕事を活かした商品生産の依頼や原材料を買い入れ、日本で販売
  • 公正な価格の支払いや、デザイン・技術研修の支援、継続的な注文を通じて、経済的・社会的に立場の弱い人々に収入の機会を提供する
  • 日本における一人当たりのフェアトレード認証製品の年間購入額は、最も高額なスイスの108分の1と低く、伸び代があるとうかがえる

→フェアトレード商品の購入を増やすには?

3.他の企業との関わりで自然と手に取る機会の増加へ

  • 国内で流通するフェアトレード認証商品は1,500に留まり、一人当たりの年間購入額が最も高いスイスでは3,000を超えるのに対して、メーカーや小売店による参画が足りないのではないか
  • 消費者が手に取りやすく身近な場所にフェアトレード商品があり、認知で終わらせないことが理想
  • メーカーは有名ブランドに加えて制服やユニフォームなどのブランドとのコラボレーションに取り組むことで、自然と使用につながりフェアトレード商品の購入増加が見込める

→貧困のない公正な社会をファッション業界から

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