老舗銭湯が地域交流の場に

3.すべての人に健康と福祉を

あるきっかけで行くことになった銭湯。

通えば通うほど、はまります。

みなさんも一度行ってみたらいかがでしょうか。

ぜひ本レポートをご覧ください。

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1.地域交流の希薄化が進む

  • 厚生労働省は「令和5年版 厚生労働白書」にて、地域における人々の交流が希薄化していることを示した。形式的な付き合いを望む人が増えてきており、孤独・孤立が顕在化している。
  • 単独世帯の割合は2020年に38.1%で、2005年の29.5%から増加。住宅は長屋やアパートから高層住宅に変化したことで、近隣住民との親睦機会が減少したと考えられる。
  • 近隣住民が声をかけ合い相互に支え合う関係が失われ、社会の犯罪抑止機能の低下が生じる。

2.老舗銭湯の隣、老朽化したアパートが地域交流の場へ

  • 東京都杉並区高円寺の銭湯「小杉湯」は、昭和8年に創業し、国の有形文化財にも登録されている。銭湯関連施設の企画運営を行う株式会社銭湯ぐらしと共同で、銭湯のあるくらしの体験を提供
  • 銭湯の隣にある老朽化したアパートをシェアスペースとして再生し2020年3月に「小杉湯となり」をオープン。銭湯の帰りに食事や読書、仕事ができ、まちの縁側のように使われている。
  • 行くことが必要不可欠なものと組み合わせることで、多くの人との繋がりが期待できるのではないか。

3.「健康増進」に着目して新たな地域との繋がりへ

  • 銭湯に行く習慣がない人にとっては、必要に迫られないと行く機会を作れないのではないか。
  • 地域内に、老若男女問わず憩いの場が提供し続けられることが理想である。
  • 銭湯が持つ「健康増進」の機能に着目し、医療モールや医療機関を銭湯と組み合わせて保健室のような役割を持たせ、経営を維持しながら新たに地域と繋がれる場となることが期待される。

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