環境に適応できる紅茶農園へ

13.気候変動に具体的な対策を

筆者は、紅茶が好きでよくカフェに行きます。
さらに、自分でもアレンジティーを作って楽しんでいます。

このレポート執筆にあたって紅茶のことを調べてみると、
輸入元である紅茶農園の現状を知りました。
紅茶に興味を持つ人が増え、あわよくば紅茶農園の
助けになればと思い本レポートを作成しました。

ぜひご覧ください。

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1. 地球温暖化による農作物への影響が広がる

  • 暴風雨や洪水、干ばつといった気象災害の発生件数が50年間で5倍近くに増加(1970~2019年)
  • 2022年の世界の平均気温は2020年までの30年平均値と比べて+0.24℃で、100年あたり0.74℃の割合で上昇している
  • 地球温暖化や気象災害により農地面積と収穫量が減少し、穀物生産被害は平均年間424億ドル(1981~2010年)と推定され今後も増加が見込まれる

2. 気候変動に適応する紅茶農園の認証取得を支援

  • 1907年に設立されたキリンホールディングス株式会社は「よろこびがつなぐ世界へ」をスローガンとし、環境・健康・時間・人と人との繋がり等、よろこびの連鎖を広げることに挑戦し続ける
  • 持続可能な運営に意欲のあるスリランカの紅茶農園での「レインフォレスト・アライアンス認証」取得に向けて、認証の主催者が提供するトレーニングにかかる費用を負担し、気候変動への適応を支援
  • 認証取得した茶葉を使用した商品は1種類のみ展開され、商品化や発信など認証取得後の拡販を加速する余地があるのではないか

3. 認証された茶葉の使用拡大へ

  • 土地の改良などトレーニングや茶葉生産の安定には時間がかかるため、大量生産する商品化が難しい
  • 企業による認証取得後の支援が強化され、生産量に応じた最大限の提供機会があることが理想である
  • 紅茶の需要増加をチャンスに、ティースタンドや店舗での期間限定品としての販売や贈答品としての展開など、認証取得した茶葉の希少価値を活かして消費者に提供できる場を作ることが望まれる

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