1.森林伐採を一因に、止まらない地球温暖化
- 2022年に世界で失われた熱帯原生林は410万ヘクタールで、これはスイスの国土面積にほぼ等しい。
- 農業生産性が低く小規模農家の貧困が進む地域において農地拡大や炭焼きが行われることが一因。
- 森林が減少することでCO2が吸収されず、地球温暖化に繋がる。世界の気温は2023年までの100年あたり0.76℃の割合で上昇しており、特に1990年代以降に高温となる年が頻出している。
2.遊びながら森林を守る「植林ぱちんこ」の実施
- アミューズメントや飲食店を展開するリタ・マークス株式会社は、エンターテイメントを通じた新しい楽しいと思える価値の提供を掲げ、レジャーによって地球環境に貢献する社会の実現を目指す。
- 「植林ぱちんこ」を2020年12月に開始。パチンコの回転数と植える木の本数を連動させ、店舗とパチンコファンとが一体となって地球環境に貢献するもので、2024年1月に10,000本の植林を達成した。
- 参加は6店舗で、拡大のためには顧客にとってのインセンティブが求められるのではないか。
3.話題になり来店したくなる工夫の強化を
- 植林活動をはじめ、店舗が行う環境への取り組みが集客に繋がらないと継続は難しいと考えられる。
- 環境施策が店舗への集客に直結し、取り組みの規模と環境貢献の拡大に繋がることが理想である。
- お客様とともに環境施策に取り組む店舗は、自分が協力した分に対する環境貢献ポイントを発行してポイントに応じて景品交換できる仕組みを作ることで、話題となり集客に繋げることが理想である。
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