生まれ変わる廃タイヤ

13.気候変動に具体的な対策を

今や私たちの生活に欠かせない車。

そんな車から出るタイヤは、処分するにもお金がかかります。
この処分費を節約したいという自分勝手な理由で
不法投棄する収集会社が見受けられて社会問題になっています。

しかし、最近ではある企業の取り組みによって、
廃タイヤに新たな可能性が見つかりました。

ぜひ本レポートをご覧ください。

▼ダウンロードはこちら

1. タイヤの廃棄が国内で年間8,600万本

  • 日本国内において、 2020年に生産されたタイヤは1億2129万本で、その70%にあたる8,600万本が廃棄された。さらに適正に処理されず放置された不法投棄は27,000t確認されている。
  • 廃タイヤは「処理困難物」で自治体では回収できないため、処理業者やタイヤ販売店に依頼する必要があるが、収集会社での処分費節約や管理破綻を理由とした不法投棄が見受けられている。
  • 長期間放置することで、重金属や油が漏れ土壌や海を汚染したり悪臭の原因になる。熱を持ちやすく火が付くと消えづらいため、火災時には消化活動の妨げになる。

2. ケミカルリサイクルで廃タイヤからタイヤ素原料を製造

  • 株式会社ブリヂストンとENEOS株式会社は「社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社」「低炭素・循環型社会への貢献」というビジョンの実現に向けて共同プロジェクトを行う。
  • 使用済みの廃タイヤを回収し熱分解することによって分解油や再生カーボンブラックを生成してタイヤ素原料に生まれ変わらせる、ケミカルリサイクルの社会実装に向けた実証事業を2022年に開始。
  • 普及するためには、熱分解する機械の導入や処理施設の整備へのコストやリサイクルの仕組みを作るための人件費をまかなうビジネスモデルが要となる。

3. 再生品を使う業界へのアプローチへ

  • 1社でできることには限りがあるが、企業は他社と差別化を図り自社だけの利益を求めるため、業界内の競合他社と協力してプロジェクトを行うことは難しいのではないか。
  • ケミカルリサイクルにかかる1社のコスト負担が減り、様々な企業で取り入れられることが理想だ。
  • 原材料に再生品を取り入れることによる環境負荷低減を強みにケミカルリサイクルによって作られた生成物を使う業界に資金提供を募ることで、業界の幅を広げて協力者を増やすことが望まれる。

レポートのダウンロード

ダウンロードはこちら

※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。

PAGE TOP