「よい出会いが人間性を創り、よい出会いが良い人生を創る」
雇用の多様化は、企業に「評価」の変革をもたらします。
本レポートが、皆さまにとって学びになればと思います。
どうぞ、ご覧ください。
1. 人事評価、被評価者と評価者のズレ
<社会課題>
- 20代~60代の働く人を対象にしたアンケート調査では、8割が勤務先の人事評価制度を見直す必要があると考えていることが分かった。
- 年功序列など終身雇用を前提とした働き方の名残に見えるように、6割は「評価基準が不明確」を不満の理由に挙げる。一方で、評価者の8割は「適切に評価を行えている」と思っている。
- 転職/中途採用が一般的になった今、成果主義を試みる企業が増えてきている。
→働き方改革でますます顕著になる新しい雇用へのニーズ
2. 製造業、成果主義のジョブ型雇用へ
<解決事例>
- 株式会社日立製作所は、グローバル市場へのシフトを機に海外人材や経験者の中途採用が増え、人に仕事を与えるのでなく仕事や課題に人を投入する動きに移行した。
- 2020年より新たな採用コースを設け、一律の初任給ではなく個別の処遇設定を盛り込んだ。2021年3月までにほぼ全社員の職務履歴書を作成し、4月にジョブ型の制度運用を開始。
- 日本ではプログラミングといったIT分野など業務範囲が明確な業種で導入企業が増えているが、短期的な成果が求められて長期的な評価がしづらいのではないか。
→組織力も育む評価制度への契機とは
3.自分なりの疑問を、自分のやり方で、自分の答えを出す力
<企業展望>
- 長期的な評価は長期雇用を前提として制度が組まれやすい。長期でなくても組織力をはかる過渡期として、日本では年功序列と成果主義が混在している企業もあるのではないか。
- 異なる目的や価値観を持った者が入れ替わっていっても、組織としてはまとまりのある業務を長期的に遂行できる環境が理想である。
- 個人ではなくチームに対してジョブ型の評価制度をおくことで、人員の変動が発生しても長期的な評価指標を運用できると考える。
→各人に輝きが有る事を気付かせ、社会に貢献できる人格形成へ
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