ひとの本来あるべき体験から考える姿

4.質の高い教育をみんなに

「教える」と「育てる」の違いは何か。
家庭や学校での子育てと、会社での新人教育の共通点は何か。

人とコミュニケーションをとることができても、
人に興味がない人が多いのではと感じる筆者。
これは営業先における会話にも通じていて、
お客様と深い関係になれるかに関わるだろう。

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1.考える力の低下

<社会課題>

  • 家庭において、親は子の考える力の低下を不安に思っている。CyberOwlによる「子どものChatGPT利用」に関する調査では、「思考力の低下」に対する不安が最も回答率が高かった。
  • スマートフォンやAIの普及により、情報に溢れ、時間は削られ、考えなくても生きていける世の中になっているのではないか。
  • 大人になっても、自身の体験なく情報を信じてしまったり、または自身の経験を他人に押し付けてしまうことが発生する。

2.須賀市立長沢中学校の「教えない授業」

<解決事例>

  • 横須賀市立長沢中学校は、生徒がこれからの予測不能な社会の中で答えのない課題を自分たちで解決していく力を身に付ける教育を行う。
  • 授業では生徒が学習リーダーとなって授業を進行し、教師はそのファシリテーターとなる。教師が問いを立て、生徒が考え、意見を出し、考えを深めあってまとめる。
  • 会社に置き換えた時に、企業にいても学びつづけることは大事だが自主的には難しいと感じる人が多くいるのではないか。

3.隣人の声を聴く

<企業展望>

  • 実務で忙しいなかで知識をつけるには、日中の業務時間が「削られる」「やらされている」といった抵抗感を持ってしまうのではないか。
  • 受け身で学ぶのではなく、自ら興味を持って調べたことが、知識以上に「使える」という感覚で、商売で求められる本質に気付くことが理想である。
  • 事例に学び、プロを呼ぶ勉強会ではなく、従業員が学んだことを共有する勉強会で進行係を担う方法が考えられる。ただし、準備時間がかかるので、勤務時間との調整を要する。

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