スポーツ少年団存続の危機

4.質の高い教育をみんなに

5年前、小学生のバレーチームでコーチに就いた筆者。
以前より同じ地域のブロックで子どもの減少が懸念されていました。
自身のチームでも毎年1チーム作るのがやっとのことです。
そこで、全国でチーム数が減少して困っている現状を知りました。
どうぞ本レポートをご覧ください。

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1.子供の体力やチームワーク力の低下

<社会課題>

  • スポーツ庁によると小学生体力テスト合計点が低下。男子平均は平成30年54.2点から令和4年52.3点に。女子は55.9点から54.3点に。体力に加えて、日常的にスポーツの機会がないとチームワーク力も懸念される。
  • 総務省の労働力調査によると、専業主婦は1980年1,100万世帯から2020年539万世帯に減少。共働きが600万世帯から1,262万世帯に増え、逆転。子どもの練習や試合の頻繁な送迎のハードルは高くなったと言える。
  • 公益財団法人日本スポーツ協会のによると、団員登録数は1986年に112.1万人から2021年では56.9万人に減少。ますます通いづらくなる一方で、コミュニケーション力を身に付けさせたい声は多い。

2.スポーツ+αのコンテンツ

<解決事例>

  • 東京都新宿区の新宿柏木クラブは、5つの小学校から35名の小学生が集まり、バレーボールの練習を通じて子供たちの交流を生んでいる。
  • 運動以外の分野にも力を入れ、外部講師を定期的に招き、食育の講習会を実施。怪我をしない体づくりに保護者の理解も深まっている。
  • 本事例は都会ゆえに公共交通機関の利用が前提であり、地方の場合は送迎の問題が残る可能性が高い。

3.仲間と協力し、共感する社会性を養成する

<企業展望>

  • そもそもの地方は人口減少が顕著であり、子どもたちを集めるために体育館等でイベントを行っても集まらないほどである。
  • 小学校5-6年生に幼稚園・保育園に訪問して体験、進学した際に自分でやりたくなる効果が期待きでるのではないか。
  • 企業が、運動できる屋内外の場所を提供することができる。所有施設だけでなく公共施設も可。
  • 守山市の企業は、周辺から20チームほどが年1回集めて交流大会を開催している。

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※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。

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