オフィス古紙を社内で再利用

15.陸の豊かさも守ろう

オフィス内のミスコピーの多さが気になり、
企業のペーパーレスに関心を持つようになりました。

紙を捨てずに、再利用できる技術を紹介します。 ぜひ本レポートをご覧ください。

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1. 紙用古紙の再利用が進んでいない

  • 2021年、国内の紙生産量2,330万tに対して紙用古紙の再利用率は37.4%で2009年以降減少が続く。
  • 再利用可能な古紙は汚れや加工がないなど制限され、回収できる量は限定される。加えて、企業における機密文書のシュレッダー処理など、やむを得ず可燃ごみとして排出する場合がある。
  • 紙の原料である木材が生まれる森林は、2010~2020年に世界で年平均470万ha減少し、大気中の二酸化炭素の吸収量が少なくなることで地球温暖化が進む一因となっている。

2. 古紙を再生する乾式オフィス製紙機を販売

  • セイコーエプソン株式会社では、2025年に向けた長期ビジョン「Epson 25 Renewed」 を制定し、環境、DX、共創に重点を置いて事業展開。
  • 2016年より使用済みの紙を線維化して結合・成形して新たな紙にする乾式オフィス製紙機「PaperLab」を販売。2022年10月より、J-クレジット制度を活用してカーボン・オフセットを実施。
  • 機械の幅は2m以上で重量は1.7tあるため、スペース確保の難しさが導入の弊害になり得る。

3. 複数拠点分まとめて再生できるルートづくりへ

  • 1事業所では集まる古紙が少なくコストやスペースをとって再生処理機を設置することは割に合わない。
  • 不要になるのは少量の古紙であっても、手軽に機械を使用して再生できることが理想である。
  • 複数拠点ありそれを結ぶ物流を持っている企業は、備品や商品の納入と合わせて使用済みの紙を集め、再生処理機を置く本社や倉庫に運んでまとめて再生することで、社内循環の促進が期待される。

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