サブスク利用でSDGs貢献を

12.つくる責任 つかう責任

最近は、映画や音楽のサブスクが、筆者含め多くの人に利用されています。

そんな中、美容室で雑誌を読んでいる時に、服のサブスクや家具のサブスク、
傘やキャリーケースまで貸出しているサブスクがあることを知り、
購入せずに借りて返すという選択肢が環境のためになるということに驚きました。

本レポートでは、数あるサブスクの中で、一番身近にあるファッションをピックアップし、
私自身、面倒くさがり屋で、返送等の手間がネックで利用していないという点に目を向け、
改善点はどこか、実際の自分自身の意見を大切にしながら考察しました。

どうぞご覧ください。

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1. 衣類の廃棄による環境破壊

<社会課題>

  • 衣類の国内供給のために排出されるCO2は95百万トンと推計され、世界のファッション産業のCO2排出の4.5%に相当する。
  • 廃棄段階においては、可燃・不燃ごみに出される衣服の内、95%が焼却・埋立処理されている。(2020~2021年 環境省による調査)
  • CO2排出による環境汚染が問題になったことにより、リサイクル・リペアの意識が昔よりも高まっている。

2. 無駄な生産・廃棄を減らすためのサブスク

<解決事例>

  • 2014年に東京で設立された株式会社エアークローゼットは服のレンタルサービスを行う。「SDGsは努力から当たり前に取組むものへ」という考えのもと、アパレル廃棄ゼロを実現に取組む。
  • 2019年に実施した宅配買取りサービス『クローゼットすっきりキャンペーン』は、ブランド中古品買取のブランディアとコラボ。不要になったものを簡単に査定・売却できる。
  • 既存客の満足度向上にとどまり、新規会員の登録増加など短期的に得る利益、延長や継続、定期開催には至らなかったのではないか

3. 民間企業での女性活躍が期待される

<企業展望>

  • 店頭に不要品を持ち込む面倒さや入金までに時間がかかることから、売却意欲がある人を新たに顧客に取り込む必要がある。
  • 利用者にとっては簡単にすぐに換金できること、事業者にとっては物をもたせずシェアを活発化させることが理想である。
  • 特定ブランドの店頭回収(無料引き取り、クーポン配布)に加えて、店頭レンタルもできるようになるといいのではないか。

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