取り換えることで節水効果を得ることができるシャワーヘッド。
メーカーによって節水のしくみは異なりますが、
従来と同じ水圧のシャワーをより少ない水量で出すことができます。
そのため、必然的に水道料金も抑えられます。
最近では、愛媛県松山市や福井県大野市をはじめ
節水シャワーヘッドに対して補助金を出す自治体も出てきました。
普段から節水シャワーヘッドを使用している私ですが、
メリットがある一方で改善できる点もあると感じています。
より利用しやすくするために必要なことを考えました。
ぜひ、本レポートをご覧ください。
1. 家庭において水が大量に消費されている
- 日本の家庭では2019年度に1人あたり1日214Lの水を使用し、約209.72Whの電力消費になっている(1Lに対し約0.98Whの電力の使用が試算される)
- 戦後から現在にかけて、高度成長と人口増加による需要増大に対応するため、上下水道が発展して、トイレ、お風呂、洗濯など、日常生活で水が欠かせなくなっている
- 便器や洗濯機など水資源に関わる機器は、1990年以降使用水量を減らす開発が進んできたが、近年は節水だけでなく消費者が求める付加価値のある機器の開発へと変化している
→水使用量を削減する節水の極意
2. シャワーヘッドで家庭の水を快適に節約
- ファインバブル技術の専業メーカーとして業界を牽引する株式会社サイエンスでは、シャワーヘッド「ミラブルplus」を2019年8月に販売し、累計100万本以上売り上げている
- 1ccあたり約2,000万個のウルトラファインバブルを生成し、通常と比べて約50%の節水効果と同時に、1μm未満の超微細な泡が毛穴まで入り込み高い洗浄力と8%以上の肌水分量の増加を実現している
- 水使用量はその場で把握できず、節水効果の実感不足やシャワー時間の延長に繋がるのではないか
→素早く節水効果を実感するために
3. 水使用量の可視化で効果の実感へ
- シャワーヘッドによる水使用量を、リアルタイムで可視化できる機能の搭載が普及していない
- メーカーとITなど他業種との連携で、節水に対し効果実感や意識向上を図る商品開発が理想だ
- センサーを用いてアプリ等で1日単位の水使用量を見える化を進めるなど、スマートハウスをはじめ、すでに行われている事例を参考に既存の技術を組み合わせた商品開発が現実的なのではないか
→家庭にも環境にもやさしい効果的な水利用を