石油枯渇を釣り道具から解決

14.海の豊かさを守ろう

毎週、釣りに行っている筆者。

釣り糸がよく落ちているのを見て、
「この糸が自然に分解されるのに何年掛かるのか」と疑問に思いました。
これをきっかけに釣りと環境問題を考えてみたくなり、
調べていると環境に配慮した釣り道具を見つけました。

ぜひ本レポートをご覧ください。

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1.製品の原材料となる石油の枯渇

  • 原油生産量は、1977年の5,855万バレル/日から2020年には8,839万バレル/日と、47年間で約1.5倍に拡大し、このまま進むと石油の可採年数は53.5年であると推計されている。
  • 石油はガソリンや灯油などの燃料、プラスチックの原材料になっているため、暮らしの中で必要不可欠であることが一つの理由にあげられる。
  • 石油が枯渇して供給が不安定になると、石油製品が生産できず経済が成り立たなくなるなど、非産油国の産業に大きく影響をもたらしてしまう

2.LIMEX素材を使用したスプールを開発

  • 国内外に向けて釣り糸を製造・販売する株式会社サンラインは「お客様第一主義に徹し、品質至上主義を貫こう!」を企業理念に、自然環境維持回復のための活動ポリシーを掲げて貢献活動を進める。
  • 業界初、地球環境に優しいLIMEX素材を使ったスプールを製品資材に採用。100%国内で自給自足できる主原料である石灰石を原料にすることで、石油由来の原料使用量を抑制する。
  • LIMEX素材は、従来の石油由来原料と比べると流通が少ないため素材にかかるコストが割高になると想定され、企業収益への影響がハードルになるのではないか。

3.代替素材の融合で普及の広がりへ

  • 新たに開発された代替素材は、大量生産され流通が増えればコスト削減が見込めるが、他社と共同での製品開発は統合が取りにくく実施が難しいと考えられる。
  • 代替素材の使用場所が増え、コストを抑えて過度な負担なく環境製品が普及することが理想。
  • それぞれが持つ特徴を活かして補い合いながら、複数の代替素材を組み合わせた商品開発をすることで、環境に配慮された素材が活用される場が増えて普及に繋がることが期待される。

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