筆者の人生の生き甲斐でもあるサッカー。
貧困国では、サッカーボールを買うお金がないために
靴下を丸めて作ったサッカーボールを使っていることが多々あります。
そうした地域では、きちんとした道具・環境・教育に恵まれず、
才能があってもそれを引き出したり伸ばしたりすることは難しいでしょう。
環境や教育は一朝一夕で変えられるものではないため、
道具に着目して支援できるプロジェクトがないか調べました。
ぜひ、本レポートをご覧下さい。
1. 道具が行き渡らず、スポーツの機会が限られている
- 国際協力機構によると、学校体育は世界の9割以上の国で必修とされているなかで、発展途上地域では十分な実施がなされていない場合が多くスポーツ事業に課題があるとされている。
- たとえば、人口の約4分の1が貧困状態にあるエチオピアではスポーツの道具を購入するお金がなく、スポーツに適した環境の整備が難しい。
- 身体能力や体力、健康的な体、集団の中でのコミュニケーション力や協調性が身につかず、将来社会に出た時に活躍できる人材になれないのではないか。
2. 組み立て式サッカーボールでスポーツの機会を提供
- 1958年に設立した株式会社モルテンは人の輪を尊重し高付加価値を提供できるスポーツ用品などを開発、製造、販売。NGO団体、株式会社中部日本プラスチックと協力してプロジェクトを展開する。
- すべての子ども達にボールを送ることで、成長のきっかけを作りたいという想いのもと、組み立て式サッカーボールを貧しい国の子供達に提供するプログラムを2021年に開始。
- さらなる支援の拡大に向けて、ターゲットを定めたうえで協力を促す働きかけが求められる。
3. 情報発信を増やすことにより検討機会を作る
- プロジェクトへの協力を仰ぐ際に支援者の想いに重きを置きすぎると、関心はあるが具体的に動けていない潜在層にとっての検討機会が減ってしまう。
- 支援者の想いの実現と支援数の増加が両立され、必要な場所に支援が行き届く状態が理想である。
- 多くの人が利用するInstagramやTikTokなどのSNSを活用しながら、企業に対して課題の現状や取り組む必要性を発信し「物の提供希望者」ではなく「課題解決に向けた想いへの共感者」を募る。
レポートのダウンロード
※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。