筆者がこのテーマを選んだのは、
日常生活の中で紙や木材など森林資源を多く使っていることに気づき、
自分の行動が環境にどのような影響を与えているのかを深く考えるようになったことがきっかけです。
特に、森林破壊によって生物多様性が失われたり、地球温暖化が進行したりしているという現実を知り、 自然と共生する社会の必要性を感じました。
また、ニュースなどで違法伐採やアマゾンの森林減少などの話題に触れる機会があり、他人事ではないと強く思うようになりました。
森林は私たちの生活を支える重要な存在であり、将来にわたって守っていくべき資源です。
そのため、自分自身の理解を深めるとともに、周囲にも関心を持ってもらえるような発信をしたいと考え、このテーマを選びました。
1.違法伐採が行われて、地球温暖化が進んでいる
<社会課題>
- 世界的に違法伐採が行われたり、日本の森林の少子高齢化などにより、二酸化炭素の吸収量が近年30%減少しているという課題がある。
- 世界的な木材需要の増加や現地の貧困問題、森林管理の不十分さ、政府の監視体制や法制度の弱さを背景に、違法伐採が行われ、地球温暖化が進行している。
- 地球温暖化が進行することで、異常気象の頻発や生態系の破壊、食糧不足や自然災害の増加など、多くのことに深刻な影響を及ぼしている。
2.違法伐採の取り締まり
<解決事例>
- 違法伐採の取り締まりとして、AFP(アジア森林パートナーシップ)やITTO(国際熱帯木材機関)などが活動しており、日本も参画している。
- AFPは衛星監視や流通追跡で違法伐採を防ぎ、ITTOは森林再生、生物多様性の保全、森林火災の防止や、持続的な森林経営支援を通じて、国際的な合法取引を促進している。
- 森林は違法伐採だけでなく、農地拡大や都市開発、火災、気候変動などによっても減少し、生態系のバランスが崩れたり、生物多様性が失われたりする課題もある。
3.紙製品の代替品の活用
<企業展望>
- 紙製品の代替品導入は、コスト増や供給の安定性、品質・使い勝手の差の違い、消費者の受け入れなど、大きな課題がある。
- 紙や木製品の再利用や代替素材(LIMEX・ぞうさんペーパーなど)を活用し、コスト削減と品質維持の両立を図りながら、環境保全と持続可能な社会への貢献を目指す。
- 木製品はもちろん、コピー用紙など会社で使用する紙の使用を減らし、名刺や会社案内のチラシなどにも代替品を活用して、木材・紙資源の削減と環境配慮を進めていく。
レポートのダウンロード



※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。

