会社員が日中に運動するには

3.すべての人に健康と福祉を

筆者は過去、仕事後にジムへ通っていましたが、
時間や体力を効率的につかうために
自宅にトレーニング設備を置くようになりました。

それでも、疲れ切った体で運動するより
元気な時間帯にトレーニングができたらいいと思い、
仕事の合間でも機会をつくれないか考えました。

どうぞ本レポートをご覧ください。

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1.運動不足と慢性疲労/運動するまでのハードル

<社会課題>

  • 日本では、運動不足により生活習慣病(慢性疲労やうつ病、2型糖尿病、がん、認知症)の発症リスクが増大している。これによる死亡者は、喫煙と高血圧に次ぐ数で年間約5万人にのぼる。
  • スポーツ庁による世論調査では、運動・スポーツを実施する頻度が減ったまたはこれ以上増やせない(増やさない)理由に、仕事や家事で忙しいから(39.9%)、めんどくさいから(26.4%)が挙がった。
  • 厚生労働省は「健康づくりのための身体活動基準 2013」を10年ぶりに見直し、「健康づくりの ための身体活動・運動ガイド 2023」を策定し、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日 60 分以上行うこと、または週2~3回の筋トレを推奨する。

2.無人小型ジムで気軽に運動/チョコザップ

<解決事例>

  • RIZAPグループ株式会社はライトユーザー向けの安価な無人小型トレーニングジム「チョコザップ」を全国1160店舗展開し(11月14日時点)、「すべての人がより健康に」を掲げている。
  • ジムに行く用意や荷物の面倒を解決する為、スーツや普段着など、どんな服装・靴でもトレーニングが出来る。仕事帰りでも出張先でも自宅からでも通いやすい。
  • 仕事前の朝は家事に追われ、仕事後の夜は疲れて運動が出来ない。生体リズムとして体の機能がピークを迎える昼から夕方に運動の効果が高まるが、業務時間中に利用することは難しい。

3.事務所内に運動施設併設

<企業展望>

  • 会社員は、連続する労働時間を設けられる事が多く、休憩時間は食事をとる程度の長さに留まる。よって、日中は仕事が忙しくて運動習慣が取り入れられない。
  • 社内の空間デザインに心理学を活かした運動施設の併設が望まれる。DX化で空いたスペースを活用しトレーナーは配置せず、照明や壁紙など空間からモチベーションを与えることができる。
  • 会社は、自由な休憩時間を拡大するよりも、昼食時間以外に30分程度の「運動時間」を設けることで、心身に効果的な機会を従業員に提供し、健康経営に繋げられるのではないか。

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