子どものスポーツ能力の底上げをするためには

3.すべての人に健康と福祉を

筆者は、子どもの野球チームに指導に入っています。
昔は1チーム9人揃って当たり前でしたが、
合同チームが増えて、時代の変化を感じるようになりました。

野球だけではなく、スポーツ全体の人口減少が気になり、
今回の調査とレポート執筆に至りました。
どうぞご覧ください。

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1.子どものスポーツ人口の減少

<社会課題>

  • 小学生5・6年生のスポーツクラブへの加入は低下し、2015年81.5%から2021年70.4%に推移している。(笹川スポーツ財団調査による)
  • 反比例するように、小学生のスマートフォン所持率は増加し、2018年の17%から2022年の37%へ推移している。(関東1都6県/モバイル社会研究所による)
  • 例えば小学6年生男子によるソフトボール投げの平均は、昭和60年34.0mから2021年25.4mまで短くなり、運動能力の低下が見られる。

2.ほっともっとの取り組み

<解決事例>

  • 弁当チェーン大手の「ほっともっと」を展開する株式会社プレナスは、ビジョンのひとつに「もっと、人びとをすこやかにするために」を掲げる。
  • 同社はTVコマーシャルにスポーツ選手を起用し、子どもとのスポーツ交流を撮影・放映している。
  • このような取組みが広がることを期待した場合、広告資金が十分に確保できない企業では、そもそもコマーシャルはハードルが高いのではないか。

3.「呼ぶ」ではなく「行く」

<企業展望>

  • 中小企業は一般的に資金の余力が少なく、継続的な広告費投入が難しいのではないか。
  • 大きな費用をかけずに、プロ選手と触れ合える機会をつくることが理想である。
  • スポーツ選手を「呼ぶ」のではなく、球場やグラウンドでの練習や試合を観に「行く」機会を企業がつくることができる。

レポートのダウンロード

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※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。

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