SDGsリゾートでにぎわう街へ

11.住み続けられるまちづくりを

大阪府貝塚市。
筆者の親の実家で、小さいころよく遊んだ街です。

しかし近年は人口が減っている現状に直面していて、寂しい気持ちがありました。
「活気のある街になってほしい」という想いで貝塚市について調べる中で、
目に留まったのが今回取り上げる「SDGsリゾート」です。

ぜひ本レポートをご覧ください。

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1.人口減少による過疎化が進む

  • 日本の人口は2024年6月時点で1億2,389万人で、近年減少局面を迎えており2070年には総人口が9,000万人を割り込み、高齢化率は39%の水準になると推計されている。
  • 2023年の出生数は72.7万人で2024年には70万人割れが推測され、少子高齢化が年々進んでいる。
  • 生活関連サービスの縮小や行政サービスの廃止、廃業増加、地場産業の衰退など地域経済へ大きな影響を与える。若い世代は産業や企業が集まる環境を求めて都会へ移住し、地域の過疎化が進む。

2.貝塚市のSDGsリゾート開発で、街を訪れるきっかけに

  • 森本尚孝氏が代表を務める三和建設株式会社と、黒岩功氏が代表を務める一般社団法人FUKUROは、2020年11月に共同で一般社団法人SDGs LABOを構成。多様性を価値に変える社会の現実を目指す。
  • 大阪府貝塚市にSDGsリゾート「かいづかいぶきヴィレッジ」を2022年3月にオープン。宿泊施設が少ない地域で農園を生まれ変わらせ、広大な自然を生かして「農×福×食×宿」を掲げた施設を開発。
  • 施設が所在する馬場は人口が少ないこともあり周辺に企業や商業施設等が少なく、居住者の増加など更なる地域活性化を目指す上でこれらの拡充は不可欠である。

3.にぎわう街づくりを目指して

  • 人口が少ない地域では、市場規模や需要不足を懸念して企業や商業施設を増やしにくいと考えられ、それに伴う労働力も不足していることがあげられる。また物流や交通網を整える必要性もある。
  • 地域のニーズや嗜好に基づいて、商業施設のタイプやサービスを決定し、地域で不足している食料店やコミュニティセンター、レジャー施設のサービス提供などを行い集客を見込める街にする。
  • 街を訪れた人に対して、アンケートやオンラインフォームを使用して、特定の施設に限らず滞在中の街全体の様々な側面に関する評価や要望を収集し、地域ぐるみでにぎわう街や施設づくりに繋げる。

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※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。

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