音楽が大好きな筆者。
休日は趣味の電子オルガンを弾いたり
様々な曲を聴いたりして過ごしています。
感染症拡大下、ライブにいけない外出制限は、
多趣味な私にとってかなりストレスとなりました。
また、物流への影響や感染防止のための就業環境の変化で
業務負担が重くなり、さらに音楽に癒しを求めるようになりました。
本レポートでは、医学的な音の効果にご注目ください。
1. 現代人のストレス増加と免疫力低下
<社会課題>
- ストレスを感じている日本人は6割強。調査(下記参照)においてその対象の36.1%が「仕事内容・労働環境など」にストレスを感じている。
- 新型コロナウイルス感染拡大への対応によって、働く場所が会社から自宅などへ変化し、価値観や人間関係を多様化させた。
- 慢性的なストレスが免疫力を低下させる。身体を守る呼吸器の粘膜ではたらく粘液物は、自立神経のバランスが乱れると分泌が減少し、感染症にかかりやすくなる。
2.「健康BGM」で心身の健康を支える番組づくり
<解決事例>
- 有線放送サービスを提供する株式会社USENは、人々の健やかな暮らしを支える番組でSDGsの達成貢献を目指す。
- 音が人に与える影響の研究をもとに、2021年に「健康BGM」の放送を開始。効果的なBGMで副交感神経を高め、免疫力の向上を図る。
- 取り組みの拡大には、選んで「聴こう」と思う人が聴くことが弊害になるのではないか。
3. 音によるリラックス効果で変わる仕事環境
<企業展望>
- 趣味として音楽を聴く人も、全く自分から音楽を聴かない人もいるので、音楽を「選ぶ」環境はそれぞれである。
- 日常のなかで自然に効果的な音が耳に入ってくる状態=無意識に「触れる」環境が理想的である。
- 企業においては、お昼休みのオフィスや、ミーティングルームにBGM(森林、水)を流すことで、従業員など利用者のリラックス効果を図り、集中力や発想力を促すことができる。
レポートのダウンロード
※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。