筆者はいわゆる田舎の出身で、今は都市部に住んでいますが、
帰省する度に、私のような労働力世代が減少しているように感じます。
その中で、偶然に私の知っている地元の個人商店さんが
地域活性化を目指した取組みを行っていることをニュースで知りました。
これが実際に直面する過疎地域の問題について調査の契機となりました。
ぜひ、本レポートをご覧ください。
1.地方部の過疎化
<社会課題>
- 日本では、885の自治体で過疎化が深刻であり、それら地域の人口は全国のたった9.3%であるが、面積では国土の約 6割も占めている。
- 人口減少を上回る脅威とされる若者の都市部への流出は、高度経済成長に起因し、1950年から2005年にかけて約5割増加している。
- 地方から大都市圏へ55年間で約3,000万人が流出し、日常生活の中で活用されるはずの二次的自然の活用が出来なくなっている。
2.ドローン配達の取り組み
<解決事例>
- 和歌山県日高郡日高川町の今西商店の店主は、都市部での飲食店勤務から後継ぎの為にUターンし、地域の現状をSNS発信する。
- 長らく移動販売が続く地域だが、店舗の負担も大きいため、ドローンを活用した配達で効率化を図り、他地域にとってもモデルとなっている。
- ドローンは安全性への懸念もあり、自治体などによる規制が強化されている。また、受け取る側の柔軟性をもった操作対応も求められる。
3.過疎地域の将来に向けた企業誘致
<企業展望>
- 人口減少の適応策に加え、企業誘致は必須である。魅力的な雇用企業、雇用場所、雇用機会が過疎地域には乏しいのではないか。
- 孤立した自治体や町は企業と繋がる事ができ、そこで地元とタッグを組む新たなビジネス、雇用が生まれることが理想である。
- 地元企業は、その町の特産品や今後需要が伸びるであろう技術やモノを活用する協業先を求める発信で誘致が活性化するだろう。
レポートのダウンロード
※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。