My箸を使用して森林を守る

15.陸の豊かさも守ろう

日常生活からできるエコな取り組みとは何でしょうか。

筆者は、地球にプラスな影響を与えることをしようと、
自分にできる地球にやさしい行動を意識しています。

本レポートでは、誰でも簡単に取組めることの一つとして、
My箸を使って割り箸を削減することを取り上げます。
このような行動を多くの人がすることで、
1つしかない地球を大事にできると考えます。

自分にできるエコを考えるきっかけに、ぜひ本レポートをご覧ください。

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1. 割り箸から考える森林伐採

  • 1990年から2020年の間に、世界の森林のうち1億7,800万ヘクタール以上が失われた
  • 世界的な人口増加による森林資源の利用拡大、温暖化による気候変動の進行、このような環境の変化から森林の再生は容易ではないと考えられる
  • 日本において森林資源の消費を象徴する割り箸は、2021年に約138億膳が輸入され、その推移は減少傾向にあるが未だ消費は多い
  • 外食産業などの企業では、再生材品や再利用可能なものへ切り替えるなど、資源の使い捨てを見直す動きが出てきている  

→ 割り箸削減のために企業ができることとは

2. くら寿司、Myお箸を持参する利用客に割引

  • 全世界に567店舗持つ大阪の回転寿司チェーンくら寿司株式会社は、昭和52年に創業、子や孫の代まで魚が食べられる未来に向けて環境保護活動に取り組んでいる
  • 「今すぐできる、エコにいい事」を合言葉に、店内飲食でMyお箸を持参する利用客に値引き(1人につき10円)を行い、顧客と共に環境問題に取組む姿勢を示す。
  • 他の飲食業の企業では、環境保護への取り組みよりも利用客の利便性や衛生面を重視し、割り箸を積極的に利用する店舗がまだ多い。  

→ 人と環境に配慮したビジネスモデルの展開へ

3. MY箸の利用を促す店内の宣伝強化

  • My箸は、持ち運びが必要かつ使用後に洗うなど利用客にとって手間がかかるため、店舗から強制するような案内は行いづらいと考えられる
  • 環境に配慮した選択や行動が、手間を上回るメリットや心地よい共感を得られる店舗体験となることが理想である
  • 店舗として考え方を意思表示した上で、利用客が協力するという目線ではなく、店舗が利用客の背中を押すような選択肢の提示とコミュニケーションが期待される  

→ 資源の使い捨てが当たり前ではない社会づくり

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※こちらはプレビューです。ダウンロードデータは別紙をご確認ください。

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