水産資源を持続させるには

14.海の豊かさを守ろう

「乱獲による漁獲量の減少」

その報道を目にした私は、漁業のあり方に大きな危機感を覚えました。

もとより海釣りが好きで、波止場や磯場へ出かける機会が多い中、
魚の存在は身近であり、常に興味の対象でした。
近い将来に、または既に、その日常が揺らいでいる真実を捉え、
解決に向かおうとする社会の展望を本レポートにまとめました。

是非、本レポートをご覧ください。

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1. 乱獲による水産資源の枯渇

<社会課題>

  • 1974年から2017年の43年の間に、過剰な漁獲を受ける資源の割合は10%から34%まで増加し、生産を維持できる状態の資源の割合が90%から66%に下がり、影響が顕著になっている。
  • 世界人口は2000年の61億人から2020年の77億人に増加し、経済成長も伴って食品としての水産資源の需要が拡大し、資源の先取競争が発生している。
  • 放置すると資源が枯渇し、2048年には海から食用魚がいなくなると言われている。(2006年アメリカの科学雑誌「Science」発表)

→人が魚を食べつづけるには

2. 養殖技術の向上

<解決事例>

  • 世界規模での資源管理ルール策定と養殖産業の振興が求められる中、2002年6月、絶滅の恐れのあるクロマグロの完全養殖に世界で初めて成功した事例がある。
  • 近畿大学水産研究所が主体となって餌や人工種苗など食用魚類の飼育技術を開発する。豊田通商や双日など、総合商社各社の参入も相次いでいる。
  • 養殖産業はほぼ国内向けで需要が限定されている。外需も見据えた生産振興のもと、地方の漁業事業者への行政支援を要する。

→技術向上がもたらした消費者の反応は?

3. 養殖品の地位を上げるには

<企業展望>

  • 世界規模での資源管理ルール策定と養殖産業の振興が求められる中、2002年6月、絶滅の恐れのあるクロマグロの完全養殖に世界で初めて成功した事例がある。
  • 近畿大学水産研究所が主体となって餌や人工種苗など食用魚類の飼育技術を開発する。豊田通商や双日など、総合商社各社の参入も相次いでいる。
  • 養殖産業はほぼ国内向けで需要が限定されている。外需も見据えた生産振興のもと、地方の漁業事業者への行政支援を要する。

→技術向上がもたらした消費者の反応は?

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